[POSTER] 川崎駅近くにある商業ビルの耐震補強とリノベーション。昭和36年に竣工した2階建の建物は、8度にわたる増改築を経て、現在では6階建にまで成長してきた複雑な履歴を持ちます。 構造的な検討の結果、市松状に耐震壁を配置することが最も効果的でした。さらに、既存の外壁ラインが柱より前に持ち出されていた点に着目し、その奥行きを活かすかたちで耐震補強を建物の表情へと転化。立体感のあるアルミパネルによって市松模様をかたちづくり、建物の新たなアイデンティティとして表現しています。 リノベーション前の様子 [PRODUCTS]checker[/PRODUCTS]