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耐震補強をデザインに昇華した市松模様

耐震補強をデザインに昇華した市松模様

川崎駅近くにある商業ビルの耐震補強とリノベーション。昭和36年に竣工した2階建の建物は、8度にわたる増改築を経て、現在では6階建にまで成長してきた複雑な履歴を持ちます。

構造的な検討の結果、市松状に耐震壁を配置することが最も効果的でした。さらに、既存の外壁ラインが柱より前に持ち出されていた点に着目し、その奥行きを活かすかたちで耐震補強を建物の表情へと転化。立体感のあるアルミパネルによって市松模様をかたちづくり、建物の新たなアイデンティティとして表現しています。

川崎EXリノベーション前の外観
リノベーション前の様子

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6階なのに、まるで2階建!?
Weekly Projects

6階なのに、まるで2階建!?

大妻女子大学の学生寮は、6階建てでありながら、通りから見るとまるで2階建てのように感じられる外観が特徴です。これは、各階の高さを2階建て相当に抑え、スカイラインを一直線に整えることで実現されました。日影規制を回避しつつ、住棟配置やパラペットの高さまで細やかに設計された結果、街にやさしく溶け込む、圧迫感のないファサードが生まれています。

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高輪ゲートウェイプロジェクトが着工
Design Journal

高輪ゲートウェイプロジェクトが着工

高輪ゲートウェイプロジェクトが着工しました。デザインビルド方式による提案を経て2年前から進めてきた計画で、公共性の高い駅前という立地において、歴史と記憶を継承しながら新たな価値を創出する建築を目指します。

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