Louver

｜海と山をつなぐ、週末住宅の設計

Louverは、千葉県房総半島の最南端、館山の丘陵地に建つ週末住宅です。
敷地は美しい海を遠望し、背後には緑深い山が広がる、豊かな自然環境に恵まれたロケーションにあります。

｜軸線と配置が導く、眺望のフレーミング

建物は海から山への軸線に対して直交するように配置し、両方向の眺望を最大限に取り込めるように計画されました。
半外部のバッファゾーンを設けることで、内と外をなだらかに連続させる空間構成としています。

｜開閉可能なルーバーがつくる柔らかな境界

外皮を覆うルーバーは、開閉によって日射や視線を調整する装置として機能し、海や山との距離感を柔らかくコントロールします。
同時に、室内にはルーバーを通した豊かな影の模様を映し出し、週末ならではのゆったりとした時間の流れを感じさせてくれます。