

















Message from the sky II
空が、家のすべてに届くように
|空の反復と拡張を引き継ぐ
「MESSAGE FROM THE SKY 2」は、刻々と変わる空の表情が無限に反復・拡張されるという、前作から続くコンセプトを引き継いだ住宅です。
空を建築の中心に据え、時間の移ろいを生活空間に取り込むことをテーマとしています。
|動線を通して空と出会う
今回は新たに、3階のトップライトの直下に上下動線を配置しました。
その結果、1階の玄関に入った瞬間から、3階上部のトップライトに映る空模様を体験することが可能になり、建物全体に空との一体感をもたらしています。
|ハーフミラーが生む昼と夜の反転
トップライトに面する3階個室の壁面にはハーフミラーを採用し、室内からも空の変化を視覚的に享受できるようにしました。
室内外の明度差により、昼と夜で「見える/見えない」の関係が反転し、空間に時間と感覚の揺らぎが生まれます。
|居場所を越えて感じる“抽象化された空”
どこにいても、直接空を見ていなくても、光と反射の重なりによって“空の気配”を感じられるよう設計しています。
建築的な操作により、空という存在がより抽象化され、空間全体に広がっていきます。