Steps IV

｜魚籃坂に佇む、都市型の二世帯住宅

Steps IVは、東京・魚籃坂に面した狭小敷地に建つ木造3階建ての二世帯住宅です。
敷地の背面には魚籃寺の境内が広がり、都市の中にありながら静けさと開放感のある立地条件となっています。

｜用途と世代を分ける立体構成

1階には店舗併用の親世帯を、2階・3階には4人家族の子世帯を配置しました。
狭小地の中で最大限の広がりを得るため、各室を階段で立体的に接続し、天井高にも変化を与えています。

｜高さと視線がもたらす奥行き

高低差のある天井と視線の抜けによって、限られた面積の中でも空間に奥行きと多様なスケール感が生まれています。
単調になりがちな狭小住宅に、リズムと開放感をもたらす設計です。

｜魚籃寺に開かれた主要空間

主要な居室はあえて背面の魚籃寺側に開放することで、独特な眺望と静けさを生活に取り入れています。
都市の中にあって、心地よい外部環境を積極的に取り込んだ住まいです。