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雪国のリノベーション

構造を見せる、雪国のあたたかな再生

|豪雪地帯における静かな再生

本計画は、新潟県の豪雪地帯に建つ木造2階建住宅の2階部分を、子世帯の居住空間としてリノベーションしたものです。
雪深い地域において、断熱性・快適性を高めながら、新たな空間の質を生み出すことを目指しました。

|木構造を見せる、開かれた構成

既存の天井を撤去し、木の構造体をそのまま現しとすることで、素材の質感を活かした空間としました。
あらわになった梁や柱は、視覚的な奥行きを生み出し、空間に落ち着きと力強さを与えています。

|木のフレームにガラスを嵌め込む間仕切り

部屋の区画に合わせて、木のフレームに垂直・水平に丁寧にガラスを嵌め込み、空間を緩やかに仕切っています。
光と視線を遮らず、開放的でありながらプライバシーにも配慮した構成です。

|雪国に求められる断熱性と居住性

壁・天井・床・開口部すべてに断熱改修を施し、厳しい冬でも快適に過ごせる環境を整えました。
表情豊かな木構造と、高い断熱性を併せ持つ、新たな雪国の住まいのかたちです。