






DeuxFle下落合
光と反射が織りなす、移ろう表情
|タイルの質感がつくる、移ろう表情
DeuxFle下落合は、共同住宅の外観および共有部のデザイン監修を行ったプロジェクトです。
外観には安価な45二丁掛のタイルを採用し、白のグロスとマット2種類を組み合わせることで、柄を構成しました。
正面からはほとんど柄が見えませんが、天候や時間帯によってグロスのタイルに空が映り込み、隠された柄が浮かび上がることで、建物が表情を変えていきます。
|光が干渉するエントランス空間
エントランスでは、階段を上った先の壁面に、RGBの3色のLEDスポットライトを使用した光の演出を施しました。
シンプルなストライプの表面に、奥行きの異なる3色の縞模様が重なり合い、干渉しながら「光のモアレ」が現れます。
この表現は、以前制作したアート作品「光を奏でる」のアイデアを発展させたものです。
|清涼感と深みを両立する素材構成
建物全体は、白を基調にしつつ、コールテン鋼の深みのある色味をアクセントとして使用。
清涼感と重厚さを両立させた、都市型集合住宅としての存在感を表現しています。