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Crevista 板橋西台

4つの表情で、建物の輪郭を整える

|分節によるボリュームのコントロール

本計画は、集合住宅の外観および共用部のデザイン監修です。
同規模の建物が2棟並ぶ構成において、それぞれの外壁を明暗に分節することで、4棟の建築が個別に存在しているかのような印象を与えました。
この操作により、全体のプロポーションを整え、ボリューム感を視覚的に軽減しています。

|圧迫感を和らげるエントランス設計

天井高が抑えられたエントランス空間には、折り上げ天井と床の段差を組み合わせることで、視線の抜けと広がりを確保しています。
限られた寸法の中でも、来訪者にとって心地よい体験となるよう空間の質を高めました。

|素材が際立つアクセントウォール

エントランス正面には、耐候性鋼板を用いたアクセントウォールを設けています。
時とともに深みを増す素材の表情が、建物の品位と個性を引き立てる要素となっています。