佐藤宏尚建築デザイン事務所

DEUXFLE b.a.s.e 南麻布

|DATA

  • 敷  地:東京都港区南麻布2-10-16
  • 用  途:長屋
  • 構  造:RC造地上3階地下1階
  • 敷地面積:497.94m2
  • 建築面積:345.28m2
  • 延床面積:1,265.07m2
  • 竣  工:2012.03
  • 構  造:坪井宏嗣構造設計事務所
  • 設  備:テーテンス事務所
  • 施  工:住協建設
  • 販  売:サジェスト

|AWARD

  • 一般社団法人全国住宅産業協会・第3回優良事業表彰
  • 2012年度グッドデザイン賞

|CONCEPT

幹線道路沿いの開発が進む一方、都心には様々な法規制により有効に開発されず放置されてきた土地が点在する。しかし、そこには何か異なる発想での開発手法が残されているかもしれず、発想を変えれば高い価値を創りだせるかもしれない。
本プロジェクトは、このことを見直す切っ掛けとなり、その優れた具体例となり得るものである。
港区南麻布、閑静な本敷地は接道条件によって延床1000㎡以上の特殊建築物が計画出来ない。そのため開発されずに放置されてきた本敷地に、特殊建築物とならない重層長屋を計画し、最大限の容積を確保した。住戸構成は地下1階と1階、2階と3階、それぞれメゾネットの住戸を積み重ねた4層構成が1ユニットとなり、それを敷地にできるだけ高密度に配置している。
またRC壁式構造の採用により、柱型・梁型のない内部空間は、高さに余裕を持たせ、豊かな空間、優れた住環境、そして高いフレキシビリティなどの要素を高い次元で融合し、住み手に提供している。
本プロジェクトは、不動産としての価値創造、生活価値の向上、さらに良質な都市環境の形成にまて繋がるプロジェクトである。これまで法規や条例などのために開発できなかった土地を高密度に開発し、豊かで優れた空間と住環境を提供している。
高い価値を長期に渡り維持できる良質なストックが蓄積されることは周囲や街を活性化し、都市の魅力に貢献することに繋がる。